■■■脚本作品上演情報■■■

短編映画(オカシネマ参加作品)
「サテンでBomb!」

監督・小川信太郎
脚本・沢崎麻也
出演 天正彩 佐藤秀樹 上田郁代 山口篤司 水野淳之 小浜光洋 小川大二郎 中島佳継 KARLY★他

■詳細■
2009年おかしな監督映画祭7夏の陣
7月12日(日)調布グリーンホール 小ホール
2回上映 13:00〜 /18:00〜
チケット:前売り当日1000円
◎チケット予約・問い合わせ オカシネマ携帯080−5082−9918

■■■■■BOOGIE★WOOGIE今後の公演■■■■■
次回公演情報はしばらくお待ちください。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

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2009年07月10日

ヱヴァと虎と停電

20090708174032.jpgファンとしては情けない。
公開から二週間近くも遅れてようやく「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破」を見に行った。

感動して泣きそうになった。

もはやそれ以上の事は私の少ない語彙では伝えられない。

その夜、我が敬愛の新宿梁山泊公演に行った。

感動して泣きそうになった。

もはやそれ以上の事は私の少ない語彙では伝えられない。

ブラックコメディの稽古に行った。

朝まで付き合わされて泣きそうになった。

もはやそれ以上の事は私の少ない語彙では伝えられない。




posted by 沢崎麻也 at 06:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月07日

七夕ですが

今日は七夕ですね。
小学生が笹の葉を持って歩いていました。なんであんなの持ってるんだろうと思ってから、ああもう七夕かと気づきました。

短冊にお願いとか書いてワクワク期待していたのは、もうはるか昔のような気がします。

と、書き始めても七夕に関するネタがないので…
こんな動画でも。



懐かしいですね・・・
毎週見てました。
名前が織姫と彦星じゃないところが、微妙に日本昔話じゃないような気もしましたが。

もし絶対に叶う短冊があったら、なんて書くんだろう・・・

ちなみにカルピスが初めて販売されたのが7月7日だそうです。
お中元にはカルピスを。



posted by 沢崎麻也 at 02:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月04日

三億円事件

というのを題材に、小川大二郎が今年の秋芝居をするらしい。
まあ個人的には面白いのを題材に選んだなあというのが本音。いや、もっと本音は「やられた」である。

まあ頑張って面白い物を作ってほしいなと思う。

そんな矢先、本屋で「20世紀最大の謎 三億円事件」という文庫があった。
これ↓


思わず買ってしまった。で、思わず今読んでいる。

他にも三億円事件のノンフィクションと言えば、

こんなのも以前読んだ。
この一橋文哉氏のノンフィクションはかなり面白い。
宮崎勤事件、オウム、ドナービジネス、グリコ森永事件など、戦後の大事件や闇の部分をどんどん追っかけている。新刊が出たら買ってしまう「出た買う作家」の一人だ。
ぜひご一読あれ。

さて、三億円事件であるが・・・
この事件に僕が最初に興味を持ったのは中学二年の時だった。
なぜ、そんなに明確に覚えているか・・・
ひとつのエッセイ集がきっかけだった。

エッセイ集の著者はさだまさし氏。まあ、僕の全ての原点みたいな人。
この辺の話は書くと長くなり過ぎて10日くらいかかるので、はしょる。
さださんの初期中の初期、たぶん初めてのエッセイ集が「本〜人の縁とは不思議なもので」というタイトルだった。書かれたのはグレープというデュオを解散してソロになる間。
その中身はエッセイのみならず、戯曲や小説なども入っていた。
(僕が生まれて初めて芝居の台本というのを読んだのもそれだった)
で、その「本」というタイトルの本の中に入っていた中編SF小説の題材が「三億円事件」だったのだ。

二人組の男が、とある酒場で気を失いタイムスリップをしてしまう。
気がつくとそこは20年ほど前、つまり昭和30年代。(書かれたのは昭和50年頃です)
右も左も分からない二人組は、それでもその時代で生きていくために知恵を絞る。
一人は音楽が得意だったので歌手になる。しかし曲なんか作れない。しょうがないので知っている歌を歌ってみた。タイトルは「神田川」。それが大ヒットになってしまう。もちろんかぐや姫がデビューするずっと以前である。一躍時の歌手になった彼は第二弾として「結婚しようよ」を歌う。もちろん大ヒット。吉田拓郎のずっと前である。やがて氷の時代というアルバムを発表し空前のヒットを飛ばす。井上陽水のずっと前の話。
かくして、自分の知っているヒット曲を次々とコピーし、彼は大ヒット歌手の仲間入りを果たすわけである。

もう一人の男は覚えている競馬のG1などのレースを当てまくり、やがて「預言者」としてテレビや雑誌にひっぱりだこになる。

未来を知っているというだけで、彼らは有名になりお金持ちになり大成功を収める。やがて数年がたち、ふと二人に疑問が持ち上がる。
これでいいのか、と。
時は昭和43年になっていた。確かこの年は三億円事件が発生する年だ。
もしかしたらあの迷宮入り事件を解決できるのかもしれない。なぜなら二人はあの事件の発生時間も場所も犯人の足取りもすべて知っているのだから。
そして二人は犯人を捕まえるべく、知り合いの警察官に話をする。警察官の男はその話を信じ、では当日現場で取り押さえようということになった。

そして12月10日、府中刑務所。
二人は、警察の男を待っていた。しかし来ない…
やがて現金輸送車が目の前に現れ、白バイが車を止め、事件は起こる。警官の男は来ない。二人はしょうがなく、白バイが車を乗り換える地点に先回りして待ち伏せすることにした。
そしてその場所に白バイに乗って現れたのは・・・ そうあの警官の男だったのである。
「ここで乗り換えて逃走するんだったね」
男は二人に笑みを見せ車に乗って走り去って行った。

結局三億円事件は起こってしまった。
「ま、犯人が捕まらないのは歴史通りなんだしさ…」
二人は、去っていく車の後ろをただ茫然と見送っているばかりであった。

しばらくすると、また二人は頭が痛くなり気を失ってしまう。
あの時と同じタイムスリップが起きたのだ。
しばらくして気がつくと、二人はあの時と同じ酒場で目が覚める。
「大丈夫かい、いきなり二人して眠っちまうから心配したよ」
酒場の親父が声をかける。

眠ってたのか。じゃあ俺たちは二人して同じ夢を見ていたのか…
ま、夢で良かったんじゃね? あんなことして大金稼いで有名になるのは俺たちの本望じゃなかったし。
二人がほっと胸をなで下ろしたその先に、一人の男が座っていた。
彼は二人を見ると、小さく笑みを浮かべた。
彼は、あの警官の男だったのである。

そんな話。
もう本自体は絶版なので、最後まで書いてしまったけど。
僕はSFの傑作だと今でも思っていたりする。今だに覚えてるくらいだから。

さださんはその後本格的に小説を書いて、映画化とかされてるわけで、もちろんファンとしては欠かさず読み続けているけど、実はこの話が最高傑作だと思ってる。

そんなわけで、この時から三億円事件について興味を持ったりしたわけだ。

大二郎が面白く料理してくれるといいなと思う。



posted by 沢崎麻也 at 21:40| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月03日

送金サービスあれこれ

脚本にアクセクしながらも、ブギウギの通販ショップやチケット販売なども気にしているこの頃ですが、実はどーにも前から気になっていたことがありまして。

それは、お客様にお金を払っていただく時の方法。

通販ショップで買っていただいたお客様はきっと面倒だと思うんですよ。ブギウギショップは銀行振り込みしかないから。
気になって気になって、そして申し訳なくて申し訳なくて、何とかならんものかと、密かに考えておりました。
一番の有力はクレジットカード決済なのですが、これは開設費や維持費にお金がかかりまして、ブギウギの売上レベルじゃ大赤字になるのが分かっていて導入できません。
もっと簡単に安く便利にできるものはないかいな、といろいろ探した結果…

巷にはネット上の送金サービスというのがいくつかありまして、実は目下一番着目していたのが「メルマネ」というサービス。
http://www.ebank.co.jp/kojin/service/mailmoney/
イーバンク銀行(そのうち楽天銀行になるらしいですが)のサービスで、要はイーバンク銀行に口座をもっている人は、送金したい相手にメールを送るだけで、振込ができるという代物です。
受け取るこちら側はイーバンク口座がなくても、他の口座に入れることができます。もちろん手数料は取られますが。
携帯からでも送金、受け取りが可能というのも便利だなと思っていました。

が…

どんだけイーバンクの口座を持ってる人がいることやら。
僕は持ってますが、ほとんど使ってません。
残金500円くらいです。

もちろん一度口座を作ってもらえば、暇な時に入金しといてもらって、必要な時に使ってもらうなんてことも有りですが。

ブギウギはイーバンク銀行の口座を持っていないので、他行に入れ直すことになるのですが、その手数料も馬鹿にならないわけで。利幅を考えてる商品なら手数料こっち持ちサービスも可能なのかも知れませんが、チケットはなかなかそうは行かないわけでして…
難しいところです。

で、最近、こんなサービスが始まるというニュースがありました。

ドコモが携帯の番号だけで送金できる「ドコモケータイ送金」というサービスを提供開始。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0907/02/news080.html

ここの面白いところは「新たな口座の開設や事前登録などの手続きをすることなく、送り手が相手(受け手)の携帯電話番号を指定することで送金などが可能となる」ということ。

口座がないのにどうやって送るの? という感じですが、要は送金した額を、携帯の請求金額と一緒に後日請求をするということ。

お金を受け取った側は自分の銀行口座を指定する(65円の手数料が引かれるらしいです)か、そのお金を携帯に貯めておいて自分の携帯電話の支払に使用する事も可能とのこと。
送金する側も手数料がかかるのですが、105円らしいです。他銀行口座へ振り込むよりは安いですよね。

auもじぶん銀行というサービスを始めたりしています。
http://www.jibunbank.co.jp/pc/

こっちは口座を持たなきゃいけないらしいですが、モバイルだけで決算できるのはやっぱり便利。

という感じで、いろいろサービスが増えてきました。
何とか、お客様に購入する際の手間を減らせないかと考えていますが・・・

メアドだけ、携帯番号だけ、で送金・入金ができるのはかなり便利です。
世間的には、簡単すぎて逆に詐欺などの温床になるんじゃないかという懸念もあります。

こんなことを考えつつを僕は、やっぱり振り込みはATMに行って口座番号を打ち込まないと不安、というアナログ派だったりします。

皆さんはどう思われますか??



posted by 沢崎麻也 at 01:23| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月02日

こんな本を読んでみた〜幽霊人命救助隊〜



本を見つけたらその本を買う作家(出た買う作家)というのが何人もいたりします。
最近では伊坂幸太郎さんとかその一人です。で、最近ちょっと面白いな、と思って「出た買う作家」さんになりそうなのが高野和明さんです。

偶然タイトルに惹かれて読んでみた「グレイブディッガー」という作品で、スピード感と洒脱な会話、テンポのあるストーリー展開にハマってしまって、そのまま二作目としてこの「幽霊人命救助隊」というのを読みました。

内容は、タイトルを読んで字の如く、幽霊たちの人助けの話です。
自殺をした主人公が、天国にも行けず地獄にも行けず断崖絶壁の山の上で、同じように過去自殺をした三人と出会います。そこに神様がパラシュートで降りて来て、天国に行きたければこれから幽霊となって下界(人間界)に戻り100人の自殺志願者を救いなさいという命令を下します。期限は7週間、つまり49日。

かくして主人公たち4人の男女は下界に旅立つことになります。しかし彼らは年齢も違えば、自殺した時期も違う。生前はやくざの組長、中小企業の社長、憂いを秘めた美女、そして主人公は大学を二回落ちた予備校生、絶対に普通なら出会わないだろうという奇妙な四人組の救助隊なわけです。何十年も前に死んだ組長たちは携帯電話も知らなければネットも知らない、見るもの聞くこと全部初めて、のような状況だったりします。

そんな彼らの自殺予備軍者の救出作戦の顛末を描くのがこの作品なわけですが、もうその前提からして非常にマンガ的、そしてなかなかかみ合わない四人の会話や行動が非常に面白く描かれています。

次から次へと出てくる自殺予備軍の面々は、それぞれうつ病であったりいじめであったり育児ノイローゼであったり会社の悩みであったり病苦であったり孤独であったり、様々な自殺になりそうなケースがどんどん出てきます。それを彼らがどうやって救うのか、これまたスピード感のある展開でぐいぐいページをめくらせていくわけです。
彼らの会話でニヤっとさせられたあと、自殺志願者の動機にホロっと泣きそうになるシーンとかもあって、飽きさせません。はたして彼らは100人を救って天国に行けるのか、最後まで目が離せなくなります。

自殺という重くなりがちなテーマを重くさせずに笑いと涙のエンターテイメントに仕上げつつ、その裏側に潜む社会的な問題をちゃんと提起している、その筆力には圧巻です。

もともとこの作家さんは映画やドラマの演出や脚本をされていたそうで、あのグラウエンの鳥籠の脚本家さんだったのを知ってびっくりしました。

この「グラウエンの鳥籠」というのは、1999年から2000年にかけてインターネットで毎日1分間流していた連続ドラマです。毎日1分ずつドラマが進行し、1年後に365分のドラマとして完結する六時間のホラーミステリードラマです。

まだADSLも光ケーブルも普及していなかった頃なので、1分間でも動画をみるのはかなり苦労しました。画面も小さかったし読みこみも遅かったのですが、僕は毎日見ていました。とはいってもさすがに毎日見るのは段々至難になってきて、半分くらいでいつの間にか見なくなってしまったのですが・・・

でも話は面白かった。次々に出てくる謎の登場人物たちがツインピークスを彷彿とさせていました。企画・原作は秋元康氏。確かに秋元さんらしい、これからのネットは動画だという時代の先端を読んでの制作なんだろうなと思いました。

その後、動画配信サイトに携わるようになって、僕が一番やりたかったのはこのグラウエンの鳥籠のようなドラマ番組でした。今でこそネットで動画をみるのは当たり前みたいな感じになっていますし、ネットドラマはたくさんありますが、あの頃はパソコンで動画をみる限界は5分、と言われていました。じゃあ毎日5分ずつ、12回完結で60分ドラマを作りましょうと提案したものです。
ドラマは制作費がかかるという理由で却下されましたが・・・
でも僕はいまだにこのグラウエン方式が使えると思っています。
そう携帯です。

携帯電話で毎日1分間のドラマを配信して1年間やってみたらどうなんだろう、とずっと考えています。
最近BeeTVとかいう携帯専用のテレビ局が出来たので、たぶん似たような事はやってくるんだろうなとは思いますが・・・

まあ世間的に大ヒットとはいかなかったグラウエンの鳥籠ですが、僕はあの作品でネットに大きな興味と可能性を持ったという意味では忘れられないものです。

そしてその脚本を高野氏が書いているとは。そしてまたその人の小説にハマっているとは…

面白いものだなあと感じます。




posted by 沢崎麻也 at 03:23| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする